チーフデザイナーという仕事【基本姿勢 編】

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どうも、チーフデザイナーの牛尾です。

これまでは技術系の話を投稿しましたが、今回は仕事をするうえで考えたり重視していることなんかを書いてみようかと思います。

改めて自己紹介でも・・・

せっかくなので、まずは私の自己紹介でもしましょうかね。
簡単な経歴をまとめました。

略歴
1978年3月 広島県広島市生まれ
20代 舞台・映画・ドラマなどなど、俳優業に勤しむ
20代中ごろ 自分のウェブサイトを作りたくてHTMLを独学で学び始める
30歳 さくっと俳優業から足を洗ってマネジャーとかやってたり
32歳ごろ 一念発起し、もともと興味のあったウェブデザイナーに転身
2015年5月 クインテット入社
2016年 チーフデザイナーに就任

なんだか改めて書くとクネクネとした人生ですな。
まぁ俳優業で学んだ様々なことが私の芯になっていることは間違いないかと。

この後書く事柄も、それらの経験がベースになっているものも多いと思います。

仕事全体を通して意識している事

スピード最重視

これは最も意識している部分、と言っても過言ではないでしょう。

理由はいくつもあるんですが

  • 時間を掛けたからと言って良いものが生み出せるわけではない
  • スピード感のある対応は信頼度を上げやすい
  • 限られた状況の中で要求以上の成果を出してこそプロ

などなど・・・

なので、私が業務遂行上、かなり意識しているのは、「判断力を早くする」ですね。

何を選ぶべきか、何を優先するべきか、どこが間違ってるのか、何が正しいのか、もっとも簡単な方法はどれか・・・など。

数分で終わるような軽微な案件は優先度に関わらず先に対応する

無数に依頼される案件の対応は、いわば漏斗を通すようなもので、何をどうしたって1個ずつしか処理できません。
人間にはマルチタスクも自動処理もないので。

で、その漏斗にでっかい案件があったとして、それをちょっとずつバラして漏斗を通していたら、いつまでたっても次には進めません。

なので、さらっと漏斗を通過させられるような軽微なものは、スッとでっかい案件をどかして漏斗を通すことで、小さな案件の蓄積を防ぎます。

一通り通し終えたら、じっくりとでっかい案件を集中して片づける。
これが私のやり方です。

だたあんまりやり過ぎるといつまでもでっかいのが片付かないので、バランスも重要なんですがw

既成概念、固定観念を取っ払う

「これまでそうやってたから、その通りでいい」
とか
「よそでもやってるから大丈夫」
とか
「とりあえずいつも通りで」

・・・みたいなのは怖いですね。

何が怖いって、思考が止まってるのが怖いです。
人間は考える葦である」というくらいなんで、思考は止めないように心掛けています。

例えば部下に指示するときでも、一度以上検証をしたうえでそのままでいいという判断になれば、
「(検討したけど)そのままでイケそうなのでそれでやってみて!」
みたいな感じにしています。

異論・反論に拒絶反応を持たず、多角的な思考を心掛ける

私は個人的に、同じ考えを持つ者だけが集まるよりも、考えや経験などが異なったもの同士が集まる方が、組織としては強いと思っています。

単純にバリエーション増やしやすいので。

サッカーでもエースストライカーばかりいても守備が機能しないので、FWもDFもスーパーサブも必要ですよね。

もちろん意見をまとめる調整役という立場に立つと、大変ちゃ大変なんですが、総合的には断然そちらが良いと思っています。

なのでそれが例え部下であろうと、上席であろうと、異論反論と自分の考えは、等しく議論のテーブルに乗せます。

やはり、自分の考えに固執しすぎると、思わぬ落とし穴に落ちるものです。

若いころには出来なかったなぁ、これ・・・

定石のA、変化球のB、ダメ元のC

提案や対策などにおけるセオリー的な考えの事ですね。

「定石のA」

まぁまずは大体の人が考えるであろう手堅い案。 ここは最低限押さえておく。

「変化球のB」

Aが定番だったとしても、そう上手くいかないことや定番を嫌われる場合、メリハリのため・・・などなど、Aとは異なる視点からのBを用意しておきたいところ。

「ダメ元のC」

稀に想定外の回答をされる場合があったりするので、ちょっと奇抜な「ダメ元」案も用意しておきます。
意外とこれが通ったりすることがあるから、油断ならんのです。

『既成概念、固定観念を取っ払う』の項で書いたことと重複しますが、やはりこれくらい色んな事態を想定できないと仕事としては足りないかなと思っています。

もちろん時間など条件の制約にもよるので、毎回出来ているわけではないですが、意識としては。

そのためにも、日々いろんな可能性を考えていないと、プロとしてはやっていけないと思っています。

人間は絶対にミスをする

絶対なんて絶対ないですが、人間いつか絶対にミスをします
それが100回に1回だろうが、100万回に1回だろうが、です。

これは経験則に基づく考えなのですが、人為的ミスを想定せずに人為的ミスを起因とする問題が起きると、けっこう精神的に参ります。

なので、「もしこれが失敗したら・・・」と常に考えています。
少なくとも自分が作業するときは。

それは上記のABCにも通ずるところがありますが、これを心掛けていると必然的に「確認を怠る」ことも減らせると思います。

で、それを想定しているか否かで最も変わるのが、初動の早さです。

想定してないと、そもそも「問題が起きているかもしれない」という思考に至れない場合があり、発見そのものも遅れ、対応はさらに遅れます。
もうそうなったら泥沼です・・・
(何度経験したことか・・・汗)

そしてこのトラブル対応において力を発揮するのが、『スピード最重視』の項で書いた「判断力を早くする」だったりすると思います。

・・・それでも、予期せぬトラブルというのは起きてしまうのが世の常なんですよね・・・。

油断せずに行こう、です。

上長として意識している事

自分の考えをブラさない

一見、『異論・反論に拒絶反応を持たない』の項で書いたことの逆を言っているように感じるかもしれませんが、そうではありません。

船頭多くして船山に登る」ということわざの通り、指示しようとする者、決定権を持とうとする者が増えれば増えるほど、事態はとんでもない方向に行ってしまいます。

そうならないためにも、様々な事案において、もっとも核となる部分はどこなのかを押さえ、全ての判断基準をそこに基づいたものであるように調整し、(チーム内の事ならば)最終的には上長である私が決定し、責任を持つことを意識しています。

もちろん会社全体的な決定事項など、私が決裁権を有していない場面ではこの逆で、私が決定権を求めるような動きをしないように心掛けて意見を出しています。

仕事を回すことが仕事

基本的にデザイナーという専門職の長に立ってるんで、各デザイナーに任せる仕事は、だいたい私もできます。

ただ、私が出来るとか、私の方が早いとか思って自分でやっていると、部下たちは成長しないし責任感も持てないので、極力、部下たちに仕事を回します。

もちろんその成果物に関しては私が責任を取らなくてはならないので、一定以上のチェック体制はあります。
(その詳細な話はまた追って・・・)

私自身が全作業のバックアップになる

じゃあ私は何をするのかというと、最高品質のバックアップとして機能する、ということです。

納期や品質など、様々な条件下でいくつもの案件を対応しているので、物理的限界を迎えるときがあります。

その際に、私自身がバックアップとして機能することで、最終的な責任を担保しようというスタンスです。

(自分で書いてて鳥肌モノですが)この最高品質のバックアップとしての機能を維持することが、非常にプレッシャーでもあり、この立場のやりがいでもあったりするわけです。

全ての責任は私が取る

やはり上長なんで、少なくともデザイン課で巻き起こることの全ての責任は私が背負わなくてはならない訳で・・・。

それこそその覚悟がなければ、この職務は務まらないのでしょうね。

はい、肝に銘じて精進致します。

チームマネジメント

・・・の話もしたかったのですが、長くなってしまったので、この話は次回に預けることにします。

まとめ

キーワードとしては

  • スピード感
  • 思考を止めない
  • 責任感

あたりですかねー。

長くなってしまいましたが、これらはあくまで私の考えなので、これが正解、と言いたい訳ではありません

状況や時代が変わればこの考えを変えるときも来るかもしれませんし。
それこそ、柔軟性を持って考えていきたいですね!

= うしお =

牛尾 好宏 部長

記事を書いたメンバー
牛尾 好宏 部長

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