浅田史生（あさだ しせい）
2015年 キャリア採用
クインテット 採用担当
” 育てるまでが採用 ” をテーマに、求職者の人生と正面から向き合う採用を心掛けているという採用担当：浅田さん。
二児の父として、また「クインテットのパパ」として穏やかで笑顔の絶えない浅田さんのホスピタリティは、どのように育まれたのか聞いてみました。
目次
- 人のこころに寄り添った20代
- 他のメンバーを輝かせる仕事がしたい
- 自分から発信する社風
- 育てるまでが採用
人のこころに寄り添った20代
クインテットに入る前は、東日本大震災で自分の家を流されてしまった方々をサポートするNPO法人を立ち上げ、東北の仮設住宅を回って支援活動をしていました。ちょうど心理カウンセラーの勉強をしていた時期に東日本大震災が起きたので、何か助けにならなくては、という使命感に駆られたんです。それで、当時のカウンセラー仲間と一緒に考えたのが、「法律と心理の両面からサポートすること」でした。
当時、法的な問題をサポートする弁護士や、メンタルケアを提供するカウンセラーの団体はそれぞれ別個に存在していたのですが、弁護士・司法書士とカウンセラーの両者とも在籍する団体はなかったんです。ちょうど弁護士や司法書士の知り合いがいたので、彼らに法律面での協力を仰ぎました。
ボランティア団体だったので資金繰りが厳しく、内閣府の『復興支援型地域社会雇用創造事業』から助成金を頂いたりすることでなんとかやりくりしていたのですが、やがて資金面で限界がきてしまい、プロジェクトは別の団体に引き継いで自分は転職活動を始めることになりました。
他のメンバーを輝かせる仕事がしたい
転職活動をしても「サポート」という軸は変わりませんでした。22歳のころ、人材系の会社で営業職をやっていたんですが、仕事で打ちのめされることが多くて。他者を犠牲にしてでも自分たちの利益を優先するという考え方にどうしても馴染めなかったんですね。そういった経験から「身近なひとが仕事で輝けるようにサポートしたい」というモチベーションがあったので、人事・採用担当という枠で求人を探していました。そのとき、たまたま縁があったのがクインテットだったんです。
自分から発信する社風
求人募集を見た時は「なんとなくいいな」で応募したんですけど、想像以上に自分とハマる会社でしたね！面接で松下社長と話したとき、クインテットでは社会貢献を追求することで利益を創っていくのだと伝えられて、これは非常に特殊なスタンスをもった会社だなと。自分がそれまでに経験してきたベンチャー企業のような、利益至上主義とは明らかに違ったんです。
ちょうど当時は、世の中の採用が同じレールの上で似たような取り組みしかしていない、いわば「右向けば右」スタイルばかりだと感じていて、新しい取り組みをどんどん試していく企業の方が変化していく世の中では強いんじゃないかな、という思いがありました。この会社でなら、レールに乗っかった働き方ではなく、責任の中で自由に動けるんではないかと感じたんですね。
実際に働き始めてからは、何をするにしても基本的に自分発信で、成果への見込みを経営陣にきちんと示すことができれば、どんな採用活動をしていくかは自分で考えることができました。こういう採用がやりたい！というのも気軽に相談できましたし。20代前半もそれなりにスピード感のある会社に在籍していたのですが、それでもクインテットの方が速く、裁量も大きいですね。責任と自由がこれほど共存している雰囲気は味わったことがありません。理想とする採用を追求していける環境なんじゃないかと感じました。
育てるまでが採用
私がやっている採用は、ただ自社に人を引っ張ってくるだけではありません。
もちろん、採用においてうちの会社と出会うきっかけを作ることは言うまでもなく重要ですが、しかしそれ以上にそのひとの人生において、自社に入社することがプラスとなり、会社としても成長につながるような採用活動でなければ意味がないと考えています。
採用担当として、入社したひとが自分のテーマをきちんと見つけて、能力を発揮していけるようにカバーし、自社で活躍している姿を見届ける。
これが、僕にとっての採用です。
クインテットでは挑戦意欲に溢れる仲間を募集中！
浅田さん、パワフルなお話をありがとうございました！クインテットは、いま新しい挑戦の時期を迎えています。『後世に素晴らしい時代を残す』という理念に共感し、目指す世界の構築の為に全力で取り組む挑戦意欲に溢れた仲間を募集しています。
20年後、30年後、人生を振り返った時に、後世に誇れる素晴らしい仕事をしたという実感に向けて、毎日にベストを尽くし、挑戦していきましょう！
